ワードプレスのダッシュボードに
「お使いのブラウザは安全ではありません！」
という警告メッセージが出てきた経験はないでしょうか？
ちょっと怪しい匂いのするメッセージが表示されて不安になる人も少なくないはず。
さらに「Browse Happyサイト」というサイトの誘導リンクがあり、ますます怪しさ全開ですよね。
↓こんな感じのメッセージです。こちらはIE（Internet Explorer）でワードプレスの管理画面にログインした時に表示されたメッセージです。
赤い背景に「お使いのブラウザは安全ではありません！」というメッセージ、怪しいし不安になりますよね。
結論から言うと、心配されるようなことは特にありません。
というわけで、なぜワードプレスにログインした時にこのようなメッセージが表示されるのか、「Browse Happyサイト」とは一体何なのかなどを解説していきます。
Browse Happyサイトとは
Browse Happyサイトっていったい何？ってなりますよね。
ちょっと怪しいサイト感があるのですが、簡単に説明すると
古いブラウザを使っている方に最新バージョンのブラウザを使いましょう！
ということを推奨しているサイトです。
古いブラウザを使用しているとセキュリティ上良くないので最新のブラウザにアップデートしてくださいねということを訴えかけていて、主要な５つのブラウザの最新バージョンの利用を促しています。
対象となるブラウザは以下の５つ
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- Google Chrome
- Mozira Firefox
- Safari
- Opera
- Microsoft Edge
Microsoft Edgeというブラウザって何？という人もいるかもしれませんが、こちらはマイクロソフトが開発している新しいウェブブラウザでWindows10以降に標準搭載されています。
マイクロソフトといえばInternet Explorerですが、将来的にはInternet Explorerは廃止されると発表されていますので、後継ブラウザとなります。
なぜワードプレスにログインした時にメッセージが出るのか
では、なぜこのワードプレスに「Browse Happyサイト」への誘導リンクが表示されるのでしょうか？
実はこの「Browse Happyサイト」は2004 年に「The Web Standards Project (WaSP) 」が発足させ、2005 年に WordPress.org が引き継いでいるんです。
しかし、今までそんな誘導リンクの表示は出ませんでしたよね。
最近になって WordPress.org の翻訳チームが各国の言語に翻訳し発信しているとのこと。
なので、日本でも最近になって表示されるようになったんですね。
最新のブラウザにアップデートする際のメリット・デメリット
最新のブラウザにアップデートすることでどんなメリットがあるのでしょうか？
最新のブラウザにアップデートする際のメリット
①セキュリティの強化
古いバージョンのブラウザを使用しているとどうしてもセキュリティが弱くなってしまいます。
パソコン内にあるセキュリティソフトの対策に加えて、ブラウザでもセキュリティをしっかりとタイ悪しておく必要があります。
常にブラウザを最新バージョンにアップデートしておきましょう。
②最新の機能を利用できる
WEBコンテンツなども各ブラウザのアップデートに合わせて表示させる仕組みを開発しています。
古いブラウザでは対応出来ない場合も出てきます。
またブラウザ本体も進化しており、より使いやすく高機能になっているはずですので、より効率的にインターネットを利用することが出来るでしょう。
ワードプレスに関しても古いバージョンのブラウザでは不具合が生じたり、正常に表示されないといったケースも出てきます。
最新のブラウザにアップデートする際のデメリット
では最新のブラウザにアップデートする際に生じるデメリットはあるのでしょうか。
①使い慣れた使用が変更されると慣れるまで使いにくい
基本的には内部的な改善や機能が追加されるなどといった場合が多いのですが、時にデザインや仕様が大きく変わる場合もあります。
基本的には使いやすくなっているはずなんですが、今まで使用していたものと大幅に変わってしまうと慣れるまでは少し使いにくいという場合があるかもです。
しかし、使い慣れれば逆に機能は向上しているわけですから快適に利用できるようになってくるはずです。
この機会にブラウザを乗り換えてみるのもアリかも
今使っているブラウザはとりあえず使っている、あるいは他人に勧められて使っているという人もいると思いますが、この機会に他のブラウザを使ってみるのもいいかもしれませんね。
もしかしたら自分に合ったブラウザに出会うかもしれません。
食わず嫌いになっている方は一度他のブラウザも試してみてはいかかでしょうか。
