お料理で砂糖を使おうとしたらカチカチに固まっている時ありませんか?
これが結構な固まり具合で叩いたりしてもなかなかほぐれなかったりするんですよね。
特に、久しぶりに砂糖を使うと固まった状態になっていることが多いんです。
そこで、今回はそんなカチカチに固まった砂糖をサラサラにする裏技を紹介します。
なぜ砂糖はカチカチに固まるのか?
そもそもなぜサラサラの砂糖がカチカチに固まってしまうのでしょうか?
買った時はサラサラだったのに袋を開けて保存しておいたり、容器に移しておいておくとなぜか固まってしまいます。
この固まってしまう原因は「湿気」によるものなんです。
湿度の高い部屋や場所、環境、季節などによって砂糖に水分が付着して、砂糖がごくわずかに溶けてしまう状態になり、砂糖同士がくっつきやすくなります。
そしてその状態で乾燥してしまうと塊となってカチカチに固くなってしまうというわけなんです。
梅雨の時期など湿度の高い季節があったり、キッチンという場所が湿度が高めだったりするので固まることは多々ありますね。
固まった砂糖をサラサラにする方法
では、固まった砂糖をサラサラにする方法をいくつか紹介していきます。
電子レンジで温める
温めると溶けてしまうのでは?と思ってしまう意外な方法ですね。
まず、固まった砂糖を電子レンジOKの耐熱容器に移します。(普通のお皿でOK)
次に電子レンジに入れて30秒~1分ほど加熱します。
電子レンジのワット数などでも温める時間が変わってきますので、まずはご家庭にある電子レンジで温める場合は少なめの秒数で様子を見ながら温めて下さい。
温め過ぎると砂糖が熱で溶けてしまいますので注意して下さいね!
少し温めることによって、砂糖についた水分が蒸発し、乾燥している状態に戻りサラサラの状態に戻るというわけです。
冷凍庫に入れてしばらく待つ
冷凍庫に入れると逆にカチカチに固まってしまうのでは?
先ほどは温めるとサラサラになると紹介したのに、まったくその真逆の方法では?
なんて思ってしまいますよね。
やり方は簡単です。
固まった砂糖を冷凍庫で約2時間冷やします。
その後、冷凍庫から取りだし常温で30分ほど放置しておきます。
30分経ったらなんとも不思議なことにサラサラになっているんです。
固まっている状態であってもスプーンで軽くほぐすようにしてあげるとすぐに崩れてサラサラになりますよ!
冷やした状態から常温に戻すことで空気中の水分を勢いよく吸い込み、砂糖の水分のバランスが取れてサラサラになるそうです。
ぜひ試してみて下さい。
食パンを砂糖の容器に一晩入れておく
食パンを1枚用意してください。
適当な大きさにちぎった食パンを2~3個容器の中に入れましょう。
容器に入れる時に1~2個は砂糖に埋もれるように入れて、残りは上にかぶせるように入れておきます。
入れたままで一晩おいておき、次の日に取りだしてみるとサラサラの状態に戻っているはずです。
これは食パンに含まれている水分が乾燥して固まった砂糖に移り、固まりがやわらぐんだそうです。
ぜひ試してみて下さい!
霧吹きで水を吹きかける
こちらは昔からよく使われている方法です。。
固まった状態の砂糖に霧吹きで少量の水を吹きかけてみて下さい。
すると乾燥している砂糖に水分が吸収され、ほぐれやすくなります。
スプーンなどで軽くおさえるとほぐれてきます。
水をかけすぎると蜜状になってしますので注意してください。