サイトを運営しているとドメインを変更したいという人もいると思います。
ドメインを変更する理由は様々だとは思いますが例えば
ドメイン取得時に適当に取ったがやはりサイトの内容に合ったドメン名で取得したい、無料ドメインから独自ドメインに変更したい、現在のドメインがペナルティを受けたなどなど。
そこでドメインを変更する時のメリットやデメリットなど注意点を含めてまとめてみました。
ドメインを変更する際のデメリット
ドメインを変更するということはサイトのURLが変わるということです。
SEO的にドメインを変更することでデメリットがいくつか出てきます。
①ドメインエイジについて
ドメインエイジとはドメインを取得してからの年数で、この年数が長いほどSEO的には有利と言われています。
ドメインを新しくすることでこのドメインエイジはリセットされてしまいますので、サイトの評価もいちからということになります。
②旧URLへのリンクが無効になる
サイトには外部からリンクを貼られていることもあるかと思います。
しかし、このリンクのURLが変更前のままだとページが存在しない状態となりリンクが無効となります。
外部からのリンクはサイトの評価にも繋がりますので、SEO的にはその評価がなくなるということになってしまいます。
③コピーサイトが出来てしまう
ドメインを変更する時、ほとんどのケースはサイトの内容をそのまま移行することになると思いますが、そうすると旧ドメインと新ドメインのふたつのURLで同じサイトが出来てしましいます。
これはSEO的に非常にまずい状態でコピーサイト、あるいはミラーサイトとして認識され、ペナルティを受ける可能性があります。
ドメイン変更のデメリットを回避する方法
ドメイン変更に伴うデメリットに関して、これらを回避する方法ないのでしょうか?
というわけで、上記3つのデメリットを回避する方法をすべて解消してくれる方法を紹介します。
旧ドメインの評価を受け継ぐリダイレクト
リダイレクトとは変更前のページへアクセスすると自動的に新しいページへと転送させることです。
ドメイン変更、つまりURLが変わる時に使う手法です。
このリダイレクトを使うと自動的に表示されるページを新しいURLに転送してくれるだけでなく、旧ドメインの評価も受け継ぐことが出来ます。
ただし、100%すべて受け継がれるというわけではなく、約80%が受け継がれると言われています。
リダイレクトすることによって旧URLが貼られた外部リンクから訪れた人にも新ドメインの新しいページへ自動で誘導することが可能です。
また、Googleの検索エンジンにも「コピーサイトではなく、新しく引越しをしてこちらが正しいサイトですよ」と認識させることが出来ます。
ただし、旧ドメインが何かしらのペナルティを受けているなどドメイン自体に問題がある場合はリダイレクトしないでください。
悪い評価をそのまま新ドメインへと引き継いでしまう可能性があります。
まとめ
ドメインを変更することによるデメリットをしっかりと認識した上で、そしてデメリットを最小限に抑える方法を必ず行うことを前提にドメインの変更を行いましょう。
ただし、ドメインがペナルティを受けてしまっている場合、そのペナルティの理由や種類によっては、すぐにでもドメインを変更することをオススメします。