ビデオ会議やオンライン飲み会が出来るアプリ・ツール一覧と比較表

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新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言の発令で話題となっているのがビデオ会議やオンライン飲み会というもの。

不要不急の外出自粛によりテレワークで在宅勤務になっている状態や、同僚・友人・知人などと食事や飲み会が出来ない環境で、パソコンやスマホを使ってビデオチャットで繋がりオンラインで会議や飲み会するのが話題となっている。

そこで、ビデオ会議やオンライン飲み会が出来るアプリやツールなどを紹介していきたいと思います。

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LINE

皆さんご存じのLINEですが、テキストメッセージや無料通話の他にビデオ通話も可能です。もちろん無料で1対1やグループでのビデオ通話が出来ます。

1対1のビデオ通話はトーク画面または相手のプロフィール画面から「ビデオ通話」を押して開始します。
また、グループ通話は最大200人まで同時に通話が可能でスマホ画面で最大6人まで、iPadでは最大9人まで表示可能です。
パソコンでも利用可能で、最大500人まで同時通話が可能です。
※パソコンでLINEを利用するにはPC版アプリのインストールが必要です。

LINEビデオ通話特徴

LINEのビデオ通話独自の機能がたくさんあるのも特徴で自分の顔をキャラクターに変えて自分の表情にあわせて表情が変化したり、あなたの顔の向きにあわせて顔が動いたりするエフェクトフィルター、顔の表情や動きを使って2人以上のバトル形式のゲームできるFace Play、画面にエフェクトがかけられるフィルター機能などがあります。

LINEのビデオ通話の通信料

1分:約5.1MB

1分間で約5.1MB、1時間で約307MBのデータ通信料がかかります。5GBプランなら約16時間のビデオ通話が可能です。
ビデオ通話は通信速度制限がかかった状態だと利用できないのでご注意ください。
ビデオ通話を行う際はWi-Fi環境で行うようにしましょう。

ビジネス or プライベート

LINEのビデオ通話はLINEのアカウントが必要ですが、LINEのアカウントにはスマホが必ず必要になります。スマホを会社から支給されており、会社用のLINEアカウントがあるのであればビジネス用としてビデオ通話を利用しても良いと思いますが、そうでない場合は個人のプライベートのアカウントを利用することになります。

また、会社からスマートフォンを支給されている場合でも社外の人間とビデオ通話で打ち合わせとなると相手先の状況も影響してきますので、基本的にはプライベートで家族や友人たちと気軽に利用するものと考えておきましょう。

Skype

Skypeはビジネスでも利用されることの多いチャットアプリです。メッセージチャットや無料通話、ビデオ通話などが可能。
世界中で利用されているSkypeは過去に買収と売却を繰り返された後、2011年にマイクロソフト社に買収され現在に至っています。
基本的には無料で利用可能。

スマホ、タブレット、PCそれぞれで利用可能となっており、最大50人まで同時通話が可能です。

Skypeビデオ通話特徴

特徴としては画面共有機能があり、保存されている写真などのデータを相手に向けて表示させたり、パソコン上の画面をリアルタイムで表示出来たり、通話の記録やキャプチャ、メモ機能などビジネスシーンで便利な機能が充実しています。
また、自分の姿以外の周りの背景をぼかしてくれる機能なんかもあります。

さらに固定電話や携帯電話の番号に直接かけることが可能で、国際電話にも対応しています。ただし、Skypeのアプリ以外での通話はすべて有料になっていますのでご注意ください。

Skypeのビデオ通話の通信料

5分:約20.9MB

1時間で約120MBとLINEのビデオ通話に比べると半分以下のデータ通信料になっています。この差はおそらくビデオの画質の差ではないかと思われます。
ただし、音声のみの通話に関してはLINEの方がデータ通信料は少ないようです。
※参照サイト https://net-torisetsu.jp/skype-traffic/

ビジネス or プライベート

Skypeを普段からプライベートで利用している人はあまり多くないように思います。
会社で社内の連絡用ツールとして使用したことがある程度ではないでしょうか。

無料でパソコンでもスマホでも簡単に利用できるうえ、ビデオ通話時におけるデータ通信料が他のサービスよりおさえられているので、プライベートでの利用もアリなんじゃないかなと思います。

Zoom

新型コロナウイルスの影響によりリモート出勤やオンラインミーティング、リモート飲み会などの利用が加速していく中で一躍有名となったビデオ通話に特化したアプリです。
以前よりビジネスシーンなどではよく利用されていたアプリで、パソコン、タブレット、スマホで利用可能。

無料プランと有料プランがり、無料で利用できる範囲としては参加者総数が3名以上のミーティングは40分まで、同時に通話できるのは100人までという制約があります。
参加者総数3名以上で40分以上のセミナー、100名以上で同時通話するミーティングを行うためには2,000円/月のプロアカウントへの登録が必要です。さらに機能を充実させたビジネスアカウント、企業アカウントの利用料金は各2,700円/月です。

ZOOMビデオ通話特徴

特徴としてはビデオ通話を主催する人以外はアカウントを取得する必要がなく、アプリをインストール必要もありません。WEBブラウザ上での参加が可能です。
アプリは無料なのでインストールした方が様々な機能が使えるのですが、インストールなど知識があまりない苦手な人でも簡単に利用できます。

また、予め決められた日時にスケジュールを設定しておくことも可能。
画面の共有やファイルの共有、ビデオ通話時にチャットやホワイトボード機能が利用できるといった機能があり、ビジネスシーンにおいて便利な機能が充実しています。

さらにバーチャル背景という機能があり、背景に画像を設定することが出来るので、部屋をみられたくないという場合はこの機能を使うといいでしょう。

ビジネス or プライベート

ビジネスでもプライベートでもどちらで使用しても問題ないサービスではないかと思います。

ビジネスで必要な機能が備わっている点ではビジネス向けとも言えますが、参加者がアカウントを作成しなくてよい、専用のアプリをインストールしなくてよ良いという点においては登録やインストールが苦手な人も気軽に誘えるのでプライベートのオンライン飲み会でも利用しやすいのではないでしょうか。

たくのむ

2020年にサービス開始した新しいサービス「たくのむ」はアカウント登録などは不要で、作成したルームのURLにアクセスするだけで自動的にビデオ通話が開始できるサービスです。
オンライン飲み会に特化したサービスでアプリのインストールやアカウント作成などの必要もなく手軽に利用できます。

利用方法はたくのむのサイトへアクセスして部屋を作成、URLをコピーしてLINEやメールなどに貼り付けて送信します。

たくのむビデオ通話の特徴

たくのむでは画面の共有やチャット機能が可能で、またSnap Cameraを使用することで顔や背景を加工(PCのみ)することも出来ます。

無料で同時利用出来る人数は6人と少ないですが、最大の特徴としては簡単に気軽に利用できるという点です。ただし、画質や音声に関しては若干LINEやZoomに比べると劣ります。

Googleハングアウト(ビデオハングアウト)

GoogleハングアウトはGoogleが提供するオンラインチャットサービスで「ビデオハングアウト」という機能を利用してビデオ通話が可能です。「ビデオハングアウト」は無料でWeb会議が出来るツールで、どちらかというとビジネス向けのといった感じでしょうか。

SkypeやLINEと同様に1対1、あるいはグループでのテキストチャット、画像や動画フィルなどの送受信、LINEのスタンプに似たステッカーという機能があったりと基本的なチャット機能が利用できるサービスです。
最大25人同時参加可能で、時間制限はありません。

普段からGoogleのアカウントを持っていて、Google Chrome(ブラウザ)やGメールなどGoogleのサービスやツールを利用しているのであれば導入しやすいかもしれません。

尚、Googleハングアウトは2020年5月より「Google Chat」と「Google Meet」という2つのサービスに移行しました。
ただし、現時点ではサービスが終了したわけではなく継続して利用は可能です。Googleによると、「従来のハングアウトをご利用の方全員がChatとMeetに完全に移行するまでは、従来のハングアウトのサポートも継続する」とのことですが、ゆくゆくはサービスを終了するということになるかと思います。今後のことを考えるとGoogle Meetを利用、または移行していった方が良いと思われます。

Google Meet

2020年5月よりGoogleハングアウトから「Google Chat」と「Google Meet」という2つのサービスに移行されそのうちビデオ通話が利用できるサービスが「Google Meet」です。

Googleハングアウトではビデオ通話の主催者も参加者もGoogleアカウントが必要でしたが、Google Meetでは主催者のみアカウントが必要で、参加者はアカウントがなくても利用できます。その点においてはより簡単に参加することが出来ます。

パソコン、タブレット、スマホ(アプリが必要)で利用可能です。

Google Meetの特徴

Google Meetは基本無料で利用可能ですが、無料版には制限があり、有料プランを利用するとそれらの制限はなくなります。
無料プランでの最大参加人数は100人、時間制限は60分となっており、それ以上の人数や時間で利用したい場合は有料プランへの加入が必要です。
※ 2020年9月30日までは無料版でも時間制限なく使えます。

また録画機能もあるのですが、こちらは有料プランでのみ使用可能となっています。
※ 2020年9月30日までは無料版でも録画機能が利用できます。

Facebook「Messenger」

MessengerはFacebookのユーザー同士でチャットなどが出来るサービスで、写真や動画の送信、スタンプ、グループチャット、無料通話(最大50人)などLINEやスカイプと同じような機能となっています。

また、ビデオ通話も可能で最大6人と無料ビデオ通話ができます。

Messengerはスマホのアプリでしか利用できませんでしたが2020年4月にパソコンで利用できるアプリをリリースしました。これによりより大きな画面でのビデオ通話が可能となりました。

まだリリースされたばかりで機能的にはZoom[やSkypeなどに劣る部分も多々あり、ビジネスでの利用には向いていません。
単にfacebookユーザー同士のコミュケーションツールとして利用する程度になりますが、今後の開発に期待しましょう。

Whereby

Wherebyはノルウェー初のWeb会議ツールで、基本的にはビジネスでの利用を目的としたサービスです。
無料版では4人まで同時参加可能で、画面共有やチャットなどの基本機能も備わっています。

特徴としてはWeb会議用のURLを一度作ってしまえばそのURLで何度でもビデオ通話が可能ということで、毎回Web会議をするたびにURLを参加者に送るという手間が省けます。
URLをブックマークしておけばすぐに利用できるのがポイントですね。

また、アカウントは主催者のみ必要で参加者はURLにアクセスするだけで参加することが出来ます。

アカウント作成や会議を主催する方法はいたってシンプルで簡単なのですが、すべて英語表記となっているためそれだけで敬遠しがちな方も多いかもしれません。

Remo

ZoomやSkype、LINEなどのビデオ通話とは少し違った機能を持つRemo。

登壇ステージのある部屋や会議室のような部屋をいくつも作成し、それらが会場となったバーチャルな空間の中でビデオ通話が出来るというサービスです。

会社にいくつも会議室が並んでいるようなイメージでしょうか。

部屋ごとに分かれてビデオ通話が出来るので、少しだけ二人で話がしたい時など別の会議室に簡単に移動して通話が可能。会場全体が表示されているので、誰がどこで会議をしているのかは一目瞭然なのもわかりやすくていいですね。

また、ビジネスだけでなく大きな会場を用意し、そこにテーブルを並べるように配置するとイベント会場のような空間を作ることも可能です。

主催者のみ有料となっており、参加者は無料です。
利用登録後 14日の無料トライアルアカウントが作れますがその後継続して利用する場合は有料となります。

オンライン居酒屋「ゆんたく」

ちょっと変わったオンラインビデオ通話サービスを紹介します。

ゆんたくというオンライン飲み会に特化したサービスで、「出会いを求めて相席プラン」と「気の合う仲間と貸切プラン」という2つのプランが用意されています。

「出会いを求めて相席プラン」では指定された時間に男女3人から6人が参加できるプランで参加費は一回90分で男性が1500円、女性が500円とリーズナブルな価格設定となっています。

また、「気の合う仲間と貸切プラン」では4名~7名の利用で90分500円(1人)となっています。こちらのプランは延長が可能で延長料金は90分500円(1人)。利用開始時間は自由なので友だちと好きな時間を合わせてオンライン飲み会を開催することが出来ます。

比較表

料金

無料プラン 有料プラン
LINE 最大参加人数:200人
時間制限:なし
なし
Skype 最大参加人数:50人
時間制限:なし
固定電話、携帯電話、国際電話へ直接電話を掛ける場合は有料
Zoom 最大参加人数:100人
時間制限:3人以上の参加で40分
【プロアカウント】2,000円/月
【企業アカウント】2,700円/月
※利用制限なし
たくのむ 最大参加人数:4人
時間制限:なし
なし
Google Meet 最大参加人数:100人
時間制限:60分
【G Suite Essentials】10ドル/月
最大参加人数:150人
時間制限:300時間
【G Suite Enterprise Essentials】20ドル/月
最大参加人数:250人
時間制限:300時間
Messenger 最大参加人数:50人
Whereby 最大参加人数:4人 【プロプラン】9.99ドル/月
【ビジネスプラン】59.99ドル/月
Remo 利用登録後 14日の無料トライアルあり 【Hostプラン】50ドル/月
最大50人で最長1時間15分、テーブルごとに最大4人着席
【Directorプラン】150ドル/月
最大200人で最長2時間半、テーブルごとに最大6人が着席
【Producerプラン】950ドル/月
最大800人で時間無制限、テーブルごとに最大6人着席
【Enterpriseプラン】
ゆんたく なし 【出会いを求めて相席プラン】
<男性>1500円/90分
<女性>500円/90分
【気の合う仲間と貸切プラン】
500円/90分(1人)
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