みなさん、マイナンバーカードは持っていますか?
2016年から交付が始まって2020年で約4年、その普及率は2020年1月時点で約15%と非常に低い数字となっています。
マイナンバーに関しては申請方法などがややこしい、複雑だ、面倒だという人や、個人情報の管理や漏えいなどのセキュリティ面の不安だという人、特に使う機会もなさそうなので必要ない、マイナンバーの通知カードがマイナンバーカードだと思っている人もいるかもしれません。
2020年の9月よりマイナポイントという事業がスタートする予定となっており、最大で5000ポイントも付与されるということで、その普及率は大きく跳ね上がるかもしれません。
さらに、新型コロナウイルスの給付金をオンラインで申請する際にマイナンバーカードが必要となっており、まだ申請していない人たちが一気に交付の申請を行うことが予想されます。
そこでマイナンバーカードの交付申請の流れや発行までの期間などを詳しく解説していきたいと思います。
はじめに個人番号カード交付申請書の用意を
まずはじめに、住民票の住所に「通知カード」と「個人番号カード交付申請書」が届いているはずなのでそれを用意してください。
「通知カード」と「個人番号カード交付申請書」は平成27年11月から12月頃にかけて簡易書留で送付されたものです。
「通知カード」を無くしてしまった場合
「通知カード」を無くしてしまった場合は、市民課又は各支所地域課の窓口で通知カードの再交付申請が出来ます。
通知カードの再交付には手数料がかかり、1件500円です。
申請してから3週間程度で簡易書留で再配達されます。通常、宛先の氏名が世帯主名となっています。
「個人番号カード交付申請書」を無くしてしまった場合
「個人番号カード交付申請書」を無くしてしまった場合は、マイナンバーカード総合サイトよりダウンロードが可能です。
また、交付申請書の送付用封筒もダウンロードして利用できます。
下記リンクより差出有効期限が2021年3月31日までの封筒材料をダウンロードできます。
マイナンバーカードの申請方法は4通り
郵送による申請
必要なもの:個人番号カード交付申請書・交付申請書の送付用封筒・顔写真
「個人番号カード交付申請書」に記載されている氏名・住所・生年月日・性別に誤りがないかを確認しましょう。
間違いがなければ必要事項を記入し顔写真を貼付します。
交付申請書の内容に間違いがないかを再度確認し、送付用封筒に入れて郵便ポストに投函しましょう。
その後、交付通知書(はがき)がご自宅に届きますので、交付通知書(はがき)に記載されている交付場所へ必要なものを持って受け取りに行きましょう。
※マイナンバーカードは自宅に郵送されません。マイナンバーカードをお渡しする準備ができましたよという「交付通知書」が届きます。
マイナンバーカードの受け取り方へスキップ
スマートフォンによる申請
必要なもの:スマートフォン・個人番号カード交付申請書・メールアドレス・スマホで撮影した顔写真
個人番号カード交付申請書が手元にある場合はスマートフォンのカメラで交付申請書のQRコードを読み取り、申請用WEBサイトにアクセスしてメールアドレスを登録します。
登録したメールアドレス宛に申請者専用WEBサイトのURLが記載されているので、そこにアクセスしスマートフォンのカメラで撮影した顔写真を登録しましょう。
顔写真は事前にスマホで撮影した写真、あるいは登録時の操作中にも撮影することが可能です。
顔写真の注意事項はこちらを参考にして下さい。
顔写真の登録後、生年月日などの必要事項を入力しし送信すると、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届き申請完了となります。
パソコンによる申請
必要なもの:パソコン・個人番号カード交付申請書・メールアドレス・スマホやデジカメなどで撮影した顔写真をパソコンに保存
まずはじめにパソコンにデジカメやスマートフォンなどで撮影した顔写真を保存しておきましょう。
※顔写真の注意事項はこちらを参考にして下さい。
顔写真が用意出来ましたら、申請用WEBサイトにアクセスしてメールアドレスを登録します。
登録したメールアドレス宛に申請者専用WEBサイトが記載されていますのでそこにアクセスし、保存してある顔写真を登録します。
顔写真の登録後、生年月日などの必要事項を入力しし送信すると、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届き申請完了となります。
証明写真機からの申請
必要なもの:個人番号カード交付申請書・写真撮影代
街中にある証明写真機から申請することも可能です。
タッチパネルからマイナンバーカード用の撮影を選択し「証明写真機から直接申請」を選択、交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざします。
写真の撮影、必要事項の確認などを行い、問題なければ「申請する」ボタンを押して完了です。
写真撮影代はかかりますが、意外と簡単に出来るのでパソコンやスマホの操作が苦手な人はこの方法で申請してみてはいかがでしょうか。
詳しくは各証明写真機のホームページをご覧ください。
対応している証明写真機
Ki-Re-i(株式会社DNPフォトイメージングジャパン)
Photo-Me(日本オート・フォート株式会社)
証明写真ボックス (富士フイルム株式会社)
プロ写真館(三吉工業株式会社)
証明写真ボックス(株式会社プラザクリエイト)
マイナンバーカード申請から発行までの期間
マイナンバーカードの交付申請を行ってから概ね1か月で市区町村から交付通知書が発送されます。この「交付通知書」というのはマイナンバーカードの交付準備が出来ましたよという通知書でマイナンバーカードが手元に届くわけではありません。
この交付通知書を持って申請した市区町村に本人が行き、交付窓口で本人確認の上、暗証番号を設定し、カードが交付されます。
ただし、本人が病気、身体の障害、その他やむえない理由があり交付場所に行けない場合は、代理人にカードの受け取りを委任することができます。
交付に必要なもの
- 交付通知書(はがき)
- 「通知カード」(令和2年5月以前に交付を受けている方)
- 本人確認書類(住民基本台帳カード・運転免許証・パスポートなど)
- 住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
- マイナンバーカード(お持ちの方のみ)